キャンパスボード

キャンパスボードは、故ヴォルフガング・ギュリッヒが「アクシオンディレクト 5.14d(9a)」を登るために考案したというトレーニングボードですが、最近では一昔前のようにキャンパシングに没頭するクライマーはあまり見かけなくなりました。M-Wallにもキャンパスボードがありますが、以前と比べて規模が小さくなっています。

キャンパシングにはさまざまなトレーニングのバリエーションがあり、ラングの間隔や掛かり具合、回数とレスト時間などを調整することにより、指や前腕の強化はもちろん、ロックオフの強化、ホールディングのタイミング、体幹バランス、接触筋力(指がホールドに触れてから保持するまでに要求される筋力)や空間認識(ホールド間の距離・位置などをすばやく正確に認識する能力)の向上等、スタティック系、ダイナミック系ともに自分の弱いところの筋力アップができます。負荷や回数によっては、最大筋力だけでなく筋持久力を高めることも可能です。

キャンパシングは基本足ブラなので、初心者には負荷が強すぎておすすめできませんが、クライミング歴が数年以上のクライマーが弱い部分を鍛えるにはかなりの効果があると思います。

以前のキャンパスボード

黄色テープへの道♪ 第5弾

本日、「黄色テープへの道♪」第5弾を設定しました(20課題)。
これを順番に落としていけば、あら不思議いつの間にか黄色テープ(4級~3級)が登れます。
すべての課題で足はフリーですので、ぜひトライしてください(^^♪

これまで同様、黄色で「道」がスタートホールド
黄色で「道」がスタートホールド

第16回ミニコンペ、開催します!

  • 日 時:2011年7月6日(水) PM 8:00~PM 9:30(PM 9:30からエキスパートクラス決勝を行います。)
  • 競技方式:ベルトコンベアー方式
  • カテゴリー:ビキナークラス(8級~5級)ミドルクラス(5級~3級)、エキスパートクラス(2級~)

M-Wallの会員ならどなたでも参加できます。日頃のトレーニングの成果を試す絶好の機会です。会員同士の身内的なミニコンペなので、どんどん出てみんなで楽しみましょう!
なお、当日は混み合うことが予想されます。駐車場に限りがございますので、乗り合わせで来ていただけると助かります。

 ⇒ ミニコンペ

国体ブロック大会

湯原で国体のブロック大会がありました。
写真は、リード競技の様子です。

リード競技の様子

国体のクライミング競技は、「リード」と「ボルダリング」の2種目で行われるチーム(各県選手2名と監督)戦です。
リード競技はオンサイトリード方式(規定では12m以上の高さの壁)、ボルダリング競技は2課題×2壁の計4課題をチームで攻略するという変則ベルトコンベア方式で行われます。ブロック大会は本国体と違って決勝はなく、一発勝負の1ラウンドで順位が決まります。

 → クライミング競技

残念ながら島根県勢は全カテゴリーで敗退となりましたが、一生懸命頑張った結果なので今回の経験を次にいかしましょう。

今年の国体は、お隣の山口県で開催されます。なかなか県内ではトップレベルの登りを見れるチャンスもないので、この秋は成年男子チームの応援がてら国体観戦に行ってみませんか。

エッジング

エッジングとはフットホールドへの足の置き方で、おもに細かいスタンスを踏む(立つ)ときに使います。親指側で立つのがインサイドエッジング(壁に対して正体)、反対の小指側で立つのをアウトサイドエッジングといいます。

大きなスタンスに土踏まずをドンと乗せている初心者をよく見かけますが、これではバランスが悪くてホールドを持つ手に負担がかかります。エッジングができるようになれば、大きなスタンスにもピンポイントで立てるようになるので、初心者はまずエッジングでの立ち方をマスターしたいですね。

一般的に硬めのシューズの方がエッジングに向きますが、シューズのエッジング性能で登れる登れないが決まることはよくあります。

国体中国ブロック大会のご案内

国体出場をかけた中国ブロック大会が6月18日(土)~19日(日)、岡山県の湯原クライミングセンターで開催されます。
M-Wallからは、成年女子の部で選手が参加します。湯原クライミングセンターは島根からも近いので、ぜひ応援に来ていただき島根の選手に声援を送ってくださればと思います。

  • 6月18日(土)リード競技 9:30~17:00
  • 6月19日(日)ボルダリング競技 9:10~15:15

ボルダリング競技用の壁 も完成したみたいです。

climb up!

東北のクライマーからもらったステッカーをジムに貼りました。
このステッカーは、東北を元気にしたいという趣旨で東北のジムやクライマーに無料配布されています。

有料にして義援金、じゃなくて、気持ちを拡げて行くことが目的なんで無料配布。

震災から3ヶ月、遠方の私たちに何ができるかわかりませんが、クライマーとしてクライミングができる環境に感謝して、自分たちにできることをやっていきたいです。